AK4499 Dual Mono DAC の製作(2)

 ゆっくり慎重に半田付けしながらやっと1枚目のDAC基板がなんとか完成しました。細かいところは後にして、もう1枚の作業が残っています。・・・・・

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AK4499 Dual Mono DAC の製作(1)

 中国製のAK4497DAC KITの音が予想よりはるかに良かったので、新しくAKMから出たAK4499というチップを使ったDACの製作に踏み切りました。今回はAliExpressやeBayにもいまだDual MonoのKITの販売は行われておらず、完成品ですと11万円以上しますので、必然的に国内で頒布中の基板を頒布してもらって完成させることになりました。
 さてどなたの基板を使用するか検討しましたが、チップ部品の数の少なさ、IV変換+差動合成部分をディスクリートで製作できることなどでお気楽オーディオキットの基板を頒布していただいて使用することにしました。
 このDAC基板はAK4499が1個載る仕様ですから、両chで2枚DAC基板が要ることになります。そしてディスクリートIV+DIF基板は1枚に2ch分の回路なので4個のDAC素子を内蔵しているAK4499では片ch2枚で計4枚。最後に差動合成に1枚必要なので合計5枚使用することになります。果たして私の知識と技能で

完成させることができるのか不安一杯で注文のメールを送信しました。

 

 

 

 

 

 

 基板が到着する間に半導体、抵抗、コンデンサー、その他の部品を注文することにしました。抵抗はBispaで販売しているLGMFSA50というものを主に、抵抗値のないものはマルツの1/2w精密小型抵抗などで揃えました。半導体は2SK30Aを10ペア、2SA1015を20ペア、2SC1815を30ペア作るために多めに購入しましたが、単価が安いので助かりました。ドライバー用のTRには東芝のTTA004BとTTC004Bを20ペア揃えました。
 しばらくして基板が到着して、DISC-DIFIV基板の方から製作を始めました。DAC基板の方は手先がそんなに器用でないので、無理をせず、いつもお願いしている助っ人のところでDACチップを半田付けしてもらいました。チップ抵抗やチップコンデンサーはコツコツと半田付けをやっていきますが、この歳になると目の負担も大きくつらい作業です。

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UNISON RESEARCH Simply Italy の保守+α(2)

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 注文していたパーツが到着したので、パーツの交換に取り掛かりました。ムンドルフのフィルムコンは思ったよりも外形が小さいのでびっくりしましたが、元の場所にピッタリ収まるので好都合でした。一応コンデンサーの巻き終わり側を確認してマーキングしましたが、ムンドルフは表示印刷の向きを揃えているようです。作業途中ヒヤッとした部分もありましたが、無事パーツの交換は終了しました。サイン波を入れて簡単な確認をして試聴しました。しばらく聴いていると以前と比較して音が滑らかな感じを受けました。持ち主に返却する前に基本的な測定をするつもりです。

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UNISON RESEARCH Simply Italy の保守+α(1)

 近所のJAZZ喫茶さんのアンプを修理したきっかけで、そこによく来られるお客さんのアンプを点検保守することになりました。そのアンプがUNISON RESEARCH のSimply Italyです。
SIMPLY

 相談された時の改善してほしい問題はノイズということでした。特にジーというノイズが最近するようになったということで、まずノイズの測定を行いました。出力端子に5kΩ:8Ωの余っているトランスを2次側をアンプに1次側を測定機に接続して測定しました。最初は所有者が使用されていたACコード(2線の4m近くあるもの)を使用したところ2.3mvという結構高い値が出ました。次に私のBELDENの3線のシールド付きで2mのコードで測定してみたところなんと0.36mvまで下がりました。ひょとしたらジーという雑音もその辺から由来するものではと思いました。
 次に取り敢えず、中をみるために裏蓋を外しました。そこからがかなりの難仕事でした。プリント基板の裏側を見ようとしたのですが、そのためには前面パネル周りすべての部品を取り外す必要があります。一番難儀したのは電源スイッチ、電源LED、リモコン受光素子がまとまっている基板でした。内部をあまり触られたくないのでわざと複雑にしているようにも感じました。DSC06722
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 またここでパーツの変更を考えていたので、回路の解析もしておく必要があり、裏表いろいろ眺めながら作成した回路図が以下のものです。100%の確証はありませんが、増幅回路についてはまず間違いないと思います。判ったことはSimply2とはかなり変更されているということでした。
Simply Italy_shematic

 コンデンサーなどテスターで容量を測定し、目視点検した限りでは、どこも悪いところはないようでした。音質面での改良となると、まずカップリングのWIMAのコンデンサーを交換したいです。それにカソードバイパスの電解コンを銀タンタルに交換した方がよいと思い早速部品の手配にかかりました。

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市販プリント基板によるプリアンプの製作(9)

SONY DSCSONY DSC 気長に待つと言っていましたDaleの巻線抵抗ですが、予想外の展開で幸運にもすぐに入手できました。それも非常に良心的な値段でした。昨今の良いパーツの入手難を考えると、こういうパーツ屋さんができる限り永く続くことを願わずにはおれません。
DSC06715DSC06716 昨日注文して、今日の午前中には到着しました。速いですね。早速KOAの緑色の抵抗と交換して音出しをしました。冷静に判断しても、音の差ははっきりと確認できたと自分では思っています。音の深みや響きが増し、余韻のようなものが出てくる気がします。
 ハム・ノイズのレベルも使用上問題にならないレベルですので、後は測定でどんな結果がでてくるかを残すのみとなりました。

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市販プリント基板によるプリアンプの製作(8)

DSC06706 音の傾向が大体かたまってきたところで、自分好みの音に仕上げていきます。まずライン部の6N8Sですが、初段には新しく購入した50年代製造のものを、カソードフォロワー段には60年代製造のものを組み合わせました。その方が音の滑らかさと輪郭の明確さが両立するように感じました。その上でカソードフォロワーの赤い2.2μフィルムコンデンサーにDel Ritomoの0.33μ VitaminQ Oiled Paperコンデンサーを並列に入れました。
 そして最後にAC電源フィルターを取りDSC06707付けて終わりにします。もしこれ以上何か付け加えるとしたら、ライン部初段の100k 5Wのプレート抵抗を現在のKOAのものからDaleの巻線抵抗に変えて音の変化をみたいと思っているのですが、現在入手可能な物は1本1000円以上の値段がついており買う気になれませんので、気長に待っています。そして時間があれば、RIAA偏差、周波数特性など測定してみる予定です。

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市販プリント基板によるプリアンプの製作(7)

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 ウクライナの業者からの6N8Sが本日配達されました。EU加盟をめざしているだけに国際間の流通ルートが安定しているのか、国際郵便で注文してから9日で到着しました。箱を開けると、上手に緩衝材を使った梱包状態でした。取り出した真空管の箱は強力なホッチキスで留められていて、製造して以来一度も開封されていないようでした。

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 そのまま使用するのは能がないので、真空管の測定をすることにしました。測定と言っても設定したプレート電圧とグリッドバイアスの時にプレート電流がいくら流れるかを測るだけのものです。それでも大体の目安にはなります。プレート電圧260V、グリッドバイアス-6Vで測定したところ4本とも両ユニット14mA前後で揃っていて一安心しました。

DSC06705 ところが、よく真空管を見ていると、明らかに1本だけ他と違う内部構造をしていることに気づきました。ゲッターの構造が3本は管壁に黒いゲッター物質が蒸着して、その内側にリングか網のようなものが縦についている(写真左側)のですが、残りの1本は黒い蒸着物はなく、ゲッター皿が下の方に水平にあるだけ(写真右側)です。なぜこんなことが起きるのか不思議で、eBayでFOTONの6N8Sを検索して、掲載されている写真を見ていくと、やはり2つのタイプの6N8Sがあることがわかりました。業者も箱の内部を見ていないので選別できなかったのでしょう。当時2つのタイプの6N8Sが同じ工場で作られていて同じロットで出荷されたのかもしれませんが、購入した者としてはあまり気分が良くないです。業者も一言商品説明に書いていてくれたらと思いました。使用中の4本から新しい6N8Sに交換して音出しをしていSONY DSCます。音に関してはまだ慣らし運転中なので結論的なことは言えませんが、今のところは非常に聴きやすい自然な音という感じです。

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