FPGA FM TUNERの製作(3)

 タカチで加工してもらうのはこれで2回目ですが、前回とは少し手続きに変更があり、タカチ加工承認図加工承認図にサインを求められました。最終的な図面は送った図面と1カ所変更しています。それは、ロータリーエンコーダの取付穴部分で、M9からφ9に変更しました。これはその方が取り付けが簡単だからです。このような変更などに関して顧客とのトラブルを避け、責任の所在をはっきりさせるため承認なのでしょう。1週間くらいでタカチより加工されたケースが届きました。

 次に直面した問題は、パネルに貼るラベルシールです。ひろくんのホームページでは コクヨ KJ-OD101W-3 を使用して製作していますが、タカチのOS70-32-23BBではA4サイズのKJ-OD101W-3では両サイドの長さが1cmずつ不足します。他に良い代案がないので後でアルミの板などで両ザイドを隠すことにして、そのまま使用することにしました。

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FPGA FM TUNERの製作(2)

 製作にあたってまずケース選びに悩みました。ひろくんの記事に載っているタカチのケースは既に廃番になっていて、FPGAFMÁåüÊüÑÍëtBQ.sk別のケースを選択する必要があるので、必然的にデザインの変更を余儀なくされました。選択したケースはタカチのOS70-32-23BBで、前面パネルのみタカチに加工を依頼しました。タカチにはPDFで図面を送りました。

 次に難問だったのが、The Nice Control RE2 for FPGA tuner基板に使用するマイコンチップのPIC16F886がこの間の半導体不足の影響を受けて入手困難になっていたことです。色々考えながらひろくんのThe Nice Control RE for FPGA tunerの記事を見ていたら、コントローラ基板として、 秋月電子通商 の PIC マイコン赤外線リモコン学習キット をそのまま使っていることが判りました。さらにそのキットにはPIC16F886チップが入っていることが判り、キットは在庫もありましたので、秋月にすぐ注文しました。このキットに含まれる部品の基板とタクトスイッチ以外はほとんどThe Nice Control RE2 for FPGA tunerに流用できるので、無駄にはなりません。

 

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FPGA FM TUNERの製作(1)

オープンリールテープに昔のFM音楽番組の録音を貯めている友人から、時々奥さんの絵カードとともにCDに焼いたFM番組を送ってくれます。曲や番組の雰囲気も含めて聴きやすく、癒される音源になっています。というわけで我が家でもいい音でFM放送を聴きたいという願いがありました。以前から所有していたFM TUNERはKENWOODのKT-7020という機種で。なかなかいい音がしていますが、はたして出荷時の性能が維持されているかどうかは怪しいものです。それにFMアンテナは2階ベランダに簡易的に取り付けて、UHF、BS/CSと混合してブースターで増幅して室内に取り込んでいるので、何か感覚的に雑音が多い気がしていました。ところがブースターを新調したところ、VHF帯が無いものになっていました。そこで仕方なくFMアンテナを撤去し、FMは窓に貼り付ける室内アンテナにしましたが、感度は及第点ですがジーという雑音が常に入ってきます。こんな状況の中、FM TUNERの調整をKENWOODに頼むか、TUNERマニアの方にお願いしてみようかとホームページを覗いていたら、フルデジタルチューナという言葉が目に入ってきました。読んでいくうちに、比較的安価なのに、超高性能なチューナであることが解ってきました。なんといってもデジタル出力をそのままDACに入れたり、デジタル録音ができる点が凄いと感じました。

基板KITを頒布されている林さんに連絡したところ、ホームページは更新していなくて古い基板の記事ですが、現在は新しい基板が出来ていますとのことでした。迷いましたが操作性とケーシングの面でひろくんのThe Nice Control RE2 for FPGA tunerを使いたかったので、ひとつ前の基板(チップ部品実装済み)をお願いし、Full Coverage版に改造も依頼しました。FPGAはヒューマンデータ社のPLCC68ピンモジュール(XP68-01-LX16は別途ヒューマンデータ社から購入)を使用するものにしました。一方でひろくんにお願いしてThe Nice Control RE2 for FPGA tuner基板を頒布していただきました。
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市販プリント基板によるプリアンプの製作(14)

 色々試行してましたが、元のMaranz#7基板に戻すことにしました。どうも和田真央氏の回路基板は利得が少し小さいようで、ボリュームを目いっぱい回す使い方になりそうなのでやめました。元に戻すに当たって、前から問題のあるフロントパネルのボリュームとセレクタースイッチを交換することにしました。フロントパネルの厚が7mmもあるのでロータリースイッチの取付が通常のセンターシャフトのナット止めが不可能で困っていました。そこで今回は東京測定器材のRS500シリーズのロータリースイッチを使うことにしました。このシリーズには2点皿ネジ止めタイプも用意されています。
 早速東京測定器材のロータリースイッチを扱っている門田無線に問い合わせしてみました。回答は注文は可能ですが、特注扱いになり、納期は45~60日になりますということでした。他に方法もないので注文することにしました。ボリューム用にはRS-500V 4-4-23 P 15° 20 R (4段4回路23接点 ステップ角15° シャフト長20mm)というもの、セレクタースイッチ用にはRS-500V 1-2-6 P 30° 20 R (1段2回路6接点 ステップ角30° シャフト長20mm)のものを選択しました。価格は5672円と2112円でした。待ち遠しかったのですが、7月5日に注文確定して、製品が到着したのが7月22日ですから、実質2週間と少ししか掛かりませんでした。ちょっと45日~60日という案内はオーバーです。早速組み込みたいところですがロータリースイッチを使って先にアッテネーターを完成させる必要があります。以前のアッテネーターはヤフオクで入手したもので抵抗はメーカー不明の金被抵抗が使用されているものです。今回はビスパのLGMFSA50を中心に抵抗値のないものはLGMFS50とREY25FYを使用しました。このロータリースイッチは結構コンパクトで半田付けに苦労しました。もう少し大きい方が良かったのですが、取付方法をネジ止めに限定するとこの製品しか選択肢はありません。

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 取り付けが完了し早速音出しをしてみました。以前より余分な付帯音が取れたような純度の高い音がしていると感じます。<完>

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300B A級PP フローティングOPT方式アンプの製作(13)

 これまで桂光の300Bを使用してきましたが、少しお金をかけてアップグレードしてみました。選んだものはelectro-harmonixの300B GOLDです。グリッドが金メッキされているものです。TecSolから2ペア54618円で購入しました。matched quadを頼む必要のないくらい4本の特性は揃っていました。さすが真空管を専門に取り扱う会社です。注文して2日後には到着しました。早速桂光のものと交換して音出ししてみました。電源投入直後の馴らしも終わっていない時点から、既に音質が向上していることが確認できました。馴らしていくとどんな感じになっていくかが楽しみです。

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AK4499 Dual Mono DAC の製作(7) ―取り敢えず完了―

 長い間、天板を開けたまま使用してきたAK4499DACの蓋を閉じました。最終的にNFBは触らずに、アウトプットで600Ω/14㏈の固定アッテネーターを挿入しました。最初50kΩ/14㏈のアッテネーターを入れて音を聴いてみたところ、音がすぐクリップして聴けたものではありませんでした。またミューティング回路は装着を見送りました。少しでも何か音質への影響を避けたいとの判断です。蓋をして聴いていると天板がほんのりと暖かくなります。両サイドに計6個の通風孔を開けていますからこれ以上熱くなることはないと思います。通常デジタル音源を聴くときは、サーバー・レンダラーはfoobar2000(DACの下側のPCにインストール)が受け持ち、音源もそのPCの内蔵SSDに入れてあります。コントロールポイントにはandroid版のfidata Music Appをタブレットで使用しています。音が良いので最近はCDを買う機会が増えてきました。

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浅野300BもどきアンプからWE91Bもどきアンプへ(6)

 引き続き残留雑音(ハム音)がもう少し低くならないかと模索しています。追加で0.13Hのチョーク(春日無線製)を入れてみましたがほぼ変化なしです。雑誌の記事と違うところは出力管保護の為5AR4を使用したためB電圧を下げる必要があり、FETリップルフィルターを挿入している点です。このせいでリップル分が低くなり過ぎてフィラメントハムを打消しできなくなっている可能性があるのではということが気になります。思い切って5R4WGBを使用してやればFETリップルフィルターはカットできるので一度試してみるつもりです。
 もう一つの案はこれも雑誌の記事(ラジオ技術1999年11月号)に載っているものですが、3S4という球を使ったヒーター・ハム打消し回路です。是枝重治氏の記事に詳しい解説が書かれています。ただこの記事の回路は電圧増幅段が2段でその初段のカソードに負帰還と一緒に3S4の残留雑音を注入するようになっているので、私の回路で位相的にどうなるのかが疑問です。ただ試してみる価値は十分あるとみて必要な部品は注文して揃いつつあります。

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浅野300BもどきアンプからWE91Bもどきアンプへ(5)

 配線が完了し、煙やフューズ断絶などないかとチェック中に色々不備なことが出てきます。最大の不備はチョークから出たところにコンデンサーを入れ忘れていたことです。各部の電圧をチェックして、予定していた電圧と大きく異なる点の抵抗値を変更しました。

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B&W_DM3_1 ハムバランサーを回して残留雑音を調整してみても、雑誌の記事と違いチョークトランスを2個シリーズで入れていないせいか左チャンネルで2.2mV、右チャンネルで6.5mVが限界でした。実際どのくらいハム音が出るのか試してみました。スピーカーには常用のB&W DM3を使って試したところ、すぐそばでは両chとも僅かにハム音が聞こえましたが、2mも離れるとまったく気にならないレベルでした。増幅度も十分で入力トランスは必要ないようです(私の使用しているDACの出力が大きいので一般的には必要になる場合もあると思います)。300BはFull music製で外形はバルーンタイプ、メッシュプレートを挿してみました。真空管により雑音の出方が変わるようでその都度ハムバランサーは調整が必要です。18年前ソフトンさんからペア25000円で購入したこの300Bが今までで最高の音質で鳴っていることに感動を覚えました。音が全体として気持ちよくのびのびと響いてきます。これがフィラメントAC点火の効果か、或いは旧ソ連製の5極増幅管が良いのか、30Hのチョークが効いているのか、どの理由か判りませんがとにかく良い音です。(チョークは2段重ねで取り付けています。5AR4がかわゆく見えます。)
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 最終的な回路は下記の通りに変更しました。
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浅野300BもどきアンプからWE91Bもどきアンプへ(4)

 以前の配線を撤去するのに結構労力を使いました。半田吸い取り線で半田を落としていくのですがなかなかはかどらない為に、100w相当の半田こてをを買いました。半田は良く落ちるのですが、あまり使いすぎるとラグのプラスチックが溶けて金具が外れてしまうので注意が必要です。

 部品がほぼ揃ってきたので、新しい回路を配線していきます。入力トランスを組み込むつもりでしたが、入力のシールド線が無駄に長くなってしまうので、今回は外付けに変更します。両側の一番外側のソケットが空いてしまい、見栄えが悪いのですが仕方ありません。コツコツ配線して8割かた終わりました。写真の左上に写っている基板はマルツのLM317を使用した3桁7セグ電圧計付き1.5A電圧可変電源キットです。10Vヒーター用に使います。右側に光って見えている大きな円筒形のものはASCのフィルムコンデンサー(40μF330VAC)です。
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追記:変更した新しい回路図を掲示します。(再変更)
WE91BType 300B SE_3

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300BアンプをVT-52アンプへ改造(6) ー出力トランスの変更ー

VT-62パラシングルアンプにLISTのカットコア出力トランスを使用したところ、音質的な向上が顕著でしたので、このアンプにもLISTのカットコアトランスを使用しました。今回のトランスはLISTのCS40(300Bシングル用)P.S間シールド入り 3.5kというもので先のCS100タイプより小型です。これをトランスケース収めて取り付けました。ケースの天井に取付ブラケットをネジ留めして固定しています。音質は格段に向上しました。カットコアトランス及びLISTの技術の高さでしょうか。このアンプが現時点での常用メインアンプになっています。(2018年7月13日実施)

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