「6418サブミニチュア真空管使用ヘッドホンアンプキット」の製作

mkusunoki.net さん頒布の真空管ヘッドフォンアンプを見て急に組み立ててみたくなり即注文しました。何日か後にキットが到着しすぐに組み立てました。結構パターンが接近しているところが何箇所かあり、ちょっと緊張した半田付けでした。それでもていねいな解説のおかげで一発で音が出て感激しました。なんといい音なのでしょうか。Nutubeのヘッドフォンアンプもいい音でしたがその上をいくというか真空管アンプ本来の音がします

。この結果に欲がでて、色々試行錯誤してみました。そのために入出力コンデンサー、真空管は直接基板に半田付けせずに、ソケットを半田付けしました。

まず出力コンデンサーの交換をしました。標準の東信のUTSJ からOSコンに変えると1ランクレベルが上がったように感じました。そこでOSコンに変更した上でこれにPMLCAP22μ16Vをパラに挿入しま

した。するとまた1ランクレベルがあがったと思いました。これに味をしめて入力のバイポーラコンをPMLCAP10μ16Vに交換しました。するとまた1ランクレベルが上がったように感じましたが、気のせいではないと思います。

もうコンデンサーで音質向上は難しいと考え、球屋

がよくやる真空管の交換に向かいます。運よくヤフオクにTELEFUNKENの5676が出品されていてかなりお安い値段で落札できました。すぐに交換すればよかったのですが、このアンプを収めるケースにも気が行っていてなかなか実行に移せませんでした。ようやくケースの方もなんとかカタガついたのでいよいよ真空管の交換を行いました。5極管から3極管、RAYTHEONからTELEFUNKENという違いがどう音にでるのか期待しましたが、期待を裏切らない音が出てさすがTELEFUNKENと思いました。高音は6418の3接も

いい音ですが中音のなめらかさが違います。聴きやすい自然な音です。これで当分遊んでみるつもりです。

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自作プリアンプの改造(1)

以前に製作したOUTPUTトランス付きプリアンプを大幅に

改造しました。大幅に改造したポイントは①ヒーターのバッテリー駆動を通常の整流電源駆動に、②イコライザー部を12AX7カスコード-CR-12AT7から北神電子サービスの6688EQ基板に、③電源トランスをSANSUI PV-65からISO GS-35Dに、④電源回路の強化です。

①の理由は鉛蓄電池の劣化が激しく実用にならないと判断したのですが、原因は充電回路にあったかもわかりませんが方針を転換します。②の理由はたまたまヤフオクにこ

の基板が出品されていて興味が湧いたことと使用する真空管6688(E180F)がお安く入手できそうだったからです。そしてその通りにヤフオクで旧ソ連製とPHILIPS製の6688(E180F)をお安く入手することができました。旧ソ連製6688(6Ж9П)は10本3200円、PHILIPS製の6688(E180F)は10本7000円で落札できました。③の理由はハム・雑音に有利かなと考えて以前にヤフオクで落札していたものがあったからです。④は結果的に必然性がでてきてそうなりました。以前の回路では+B電源は330V前後の電圧でしたが今度の6688EQ基板には250Vの電源が必要でFETリップルフィルターを2段重ねで使用しました。また最終的にリップル除去のために大幅にコンデンサー容量を増やす必要があり結果的に電源強化?になったということです。

改造して見て試聴してみたところハム音が耳に付きアース配線を疑いましたが特に原因になりそうな所も見当たらず他を調べました。+B電源をオシロで見てみますとやけに交流成分が乗っていました。これはちゃんとリップル除去ができていないということなのでやむなく電解コンデンサーを5箇所に追加しま

した。これでハムノイズは耳レベルでは皆無になりました。最初真空管は旧ソ連製6688を挿しました。音楽を試聴していくと、そこそこの音は出ていますが何か硬質でやや荒い感じがします。そこで真空管をPHILIPS製に交換したところ硬質感や荒さは取れたのですが音の広がり、抜けのよさなどが今ひとつの感じです。この感じはカップリングコンデンサーとしてASCのフィルムコンデンサーをEQ部に1個、バッファー部に1個使っているのが影響していると推察し、東一のVITAMIN-Qをパラ接続することにしました。

EQ部には0.047μ、バッファー部には0.1μを追加したところ一気に音がレベルアップしてくれました。これで当分使用してみることにします。

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TDA1543 + Nutube ヘッドフォンアンプ for Raspberry pi の製作(4)

 注文していたピンソケットが届いたので早速間に挟んでDACとRaspberry Pi を接続してみました。案外ぴったりと固定できたので安心しました。次は音出しです。最初イヤフォンで試聴したところ非常にクリアで素直で聴き疲れしない音です。以前から使っていたES9023使用のDACよりも総合的には上回っているようにも感じました。

 次に私がこのDACで一番やってみたかった使い方をテストしてみました。イヤフォンジャックから間にライントランスを挟んで出力をアンプに入力してやってSPから音を出します。使用したライントランスはPeerless(Altec Lansing)の15095というインピーダンス比が600Ω:15kΩのものです。どうなるかと少し不安がありましたが、出てきた音を聴いてすばらしいと思いました。これでRaspberry Piで8c

mバックロードホーンから十分に楽しめる音楽を流せるシステムが構築できます。基板を提供してくださった、じんそんさんにあらためて感謝です。

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TDA1543 + Nutube ヘッドフォンアンプ for Raspberry pi の製作(3)

 Raspberry Pi との接続はできないのですが、できることをするべくアノードとグリッドの電圧調整をしました。

基本的にはアノードはLEDの入れ替え、グリッドはバイアス調整VRで調整します。電源を入れるとアノード電圧が5v位と低いのでVf=2v指定のLED以外をVfの高い青色LEDに全部交換しました。Vf=2vのLEDが暗いのがちょっと気になります。再計測するとグリッド電圧が2.2vのときアノード電圧が6vで、グリッド電圧を2.5vまで上げるとアノード電圧は5.36vになりました。これが正常な範囲内なのか不安ですがソケットが到着して音出ししてみるまで何ともわかりません。

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TDA1543 + Nutube ヘッドフォンアンプ for Raspberry pi の製作(2)

 部品が全部揃いました。とにかく慎重に確かめながら製作して何とか完成しました。 

 ところがRaspberry Pi 2に重ねようとしたときにとんでもないミスをしていることに気が付きました。それは2番目の写真を見ていだだいたら一目瞭然ですね。なんとも馬鹿げた失敗です。どうしたらよいか迷っていますが、これはもう一段同じピンソケットを重

ねるのが最善の策かと思っています。音が出るまではもうしばらく掛かりそうです。残念!!

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TDA1543 + Nutube ヘッドフォンアンプ for Raspberry pi の製作(1)

最近

Raspberry Pi を触ることがあって、参考にさせていただいている方のブログを小まめに見ていたら、じんそんさんのブログで上記のDACの基板のテスターを募集しておられました。私は Nutube に興味があるので早速申し込みました。結果は旧版(Ver.A)の基板ですがいいですかということでしたが、もちろんお願いしますということで基板を使用するすることができるようになり、感謝感激です。

基板が到着するまでに部品を手配しなければと、秋月、若松、スイッチサイエンス等に色々発注しました。基板が届いたので製作し始めましたが、1個だけ部品の発注もれが見つかりました。それは3.5mmミニジャックです。マルツの精密金被抵抗を買いに行くついでにこのミニジャックを手に入れようとマルツ、

デジット、千石と廻りましたが、この規格のミニジャックは置いていません。大阪では手に入らないので、しかたなくもう一度秋月に注文を出しました。

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DYNACO ST-70 の修理と考察(2)

最初の5台のうち電源トランスがショートや断線している2台を除いて3台はまともに稼動できるようになりました。その後残り3台分も依頼されて結果として現在8台診断修理したことになります。3台のうち1台は電源のブロックコンデンサーの容量抜けでしたので、交換しFETリップルフィルターを追加し、他のコンデンサーもすべて交換して完了としました。次の1台は元々問題なく稼動していたもので点検したところブロックコンデンサーの容量抜けもなく、音質的にもいい感じでしたのでBLACK CATもそのままにしてFETリップルフィルターのみ追加してバイアス調整やEL34のペア合わせなどして完了としました。ただこの個体については不思議な症状がありました。それはプリと繋いでいる状態でプリの電源を切ると1,2分してから盛大なハムのようなノイズが出てくるというものです。発振しているのかと疑いましたが違いました。結局私の力では解決できず、実害もないのでそのまま申し送りました。

最後の1台には結構手を焼きました。まず電源を入れるとヒューズがとぶということだったので、すべての真空管を抜いて電源を入れたところヒューズはとびませんでした。そしてトランス2次側のAC電圧も正常に出ているので電源トランスは問題なしです。次に電源のブロックコンデンサーの容量を調べたところ、4つある端子の内、整流後に最初に繋がる端子がほぼ0μFになっていました。他の3つの端子は正常でしたが、そのまま使うわけにもいかずF&T社製のものに交換しました。次にFETリップルフィルターを追加し、最後にBLACK CATをASCに交換しようというときにふとASCは表面の印刷の向きとフィルムの巻き終わり側が同じになるように揃えられているかが気になってきました。

この巻き終わり側を調べる方法や回路での向きの揃え方などが丁寧に書いてあるオーディオショップ(サウンドデン)のホームページ(辛口コラム)の記事を参考にして手持ちのASCのチェックをすることにしました。この記事では検査用に高感度ボルトメーター(0.3mvフルスケール)を使うとなっているのですが生憎持ち合わせていないので悩みましたが、オシロスコープなら多少感度が低くても波形の様子でわかるのではないかと思いオシロを使うことにしました。話は少し逸れますが、ここで使用したオシロは、OWON製のVDS1022IというUSBオシロスコープというもので、パソコンのモニター画面をオシロの画面として使うので廉価、場所を取らないという利点があります。私はこのオシロをeBayのショップで13000円台で購入することができました。日本の店で購入するよりかなりお

安く入手できたのではないかと思います。結果は約半分が印刷の向きが反対になっていました。巻き終わり側にマーキングして、巻き終わり側を前段側にして使うべしと記事に書いてあるのでその通りに取り付けました。今まですでに修理した分については勘弁してもらいます。

さていよいよ完成かと思い通電してみると左側のEL34の1本が点灯しないので慌てました。ソケットの状態もかなり悪いので前側の左右2個のソケットを交換し、怪しげな配線もやり換えました。後側のソケットは

多少ましだったのと、新しいソケットにはカソード電流計測用の15.6Ω抵抗を接地する端子がないことなどから現状で行くことにしました。ただよく考えてみるとST-70にはシャーシー前面にプリへの電源供給・バイアスチェック用にGT管用のソケットが2個ついているのでこれを取り外して古いソケットと交換すればよいことに気がつきました。後側のソケットもへたってきたらこの方法で修理することにします。

これで完成ということでバイアス調整に移りましたが、一瞬規定の1.56v近くになるのですがすぐに0.8v位まで落ちてしまいバイアス調整用のボリュームを回し切っても規定の電流が流れません。EL34自体は事前に真空管テスターで問題ないことを確認しているので、他に問題があるということです。色々確認していくと何らかの理由で規定の

電圧が出ていないのです。電源トランスは問題がないことがわかっていましたので、残る怪しい箇所は電源スイッチとヒューズしかありません。電源スイッチも頼りないのですが接点改良スプレーを吹きつけてスムーズに動くようにしても正常にならないのでヒューズのキャップの部分を動かしたところ急にカソード電流が増加したのですぐに電源を切ってヒューズホルダーを交換することにしました。元々はBussmann製のヒューズホルダーがついているのですが、日本製の30mmのヒューズを入れると微妙に内部の金具との接触が甘く

なるのかと思います。こうならないためにバネでヒューズを押しつけるタイプのLittelfuse製のホルダーに交換しました。その結果無事バイアス調整も規定通りでき、試聴してもすばらしい音を再生してくれましたので完成となりました。後修理を必要とするST-70は1台だそうで、用意した交換用のブロックコンデンサーの残りも1個でちょうど間に合いました。

―追記―

どうしても確認しておきたくて日本製のヒューズとBussmann製のヒューズを比較してみました。写真左側からBussmann製1A、日本製(FUJI)、Bussmann製3Aのヒューズで、明らかにサイズが日本製の方が小さいのが判ります。これでは接触不良が起こりやすいのは当たり前で、米国製のアンプには米国製のヒューズを使うべきだという至極当然の教訓でした。

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