Philips Miniwatt Australia12AU7A

久し振りにeBayで真空管を購入しました。残念ですが最近はeBayもTELEFUNKENやMullardなどの球は高くて手が出せない状況になってきました。今回300Bプッシュプルアンプに使用するためにECC82(12AU7A)が4本必要でしたが、手持ちの中で音質的にまた電気特性面で合格点を付けられるペアはTELEFUNKENの2本のみで、あとEiのものなどはかなり内部の2つのユニット間の特性の差異が激しく使う気になかなかなれません。そんなことでJJのECC802Sを2本購入して使用していましたが、音質的にもう1段階上の音が出ないかとネットでECC82を物色していたところ、eBayでPhilips Miniwatt Australia の12AU7Aを見つけました。

聞いた事がなかったので調べたところ、確かにHendon Works, Alberton, AustraliaのPhilips Miniwattの球が製造されていたようです。評判もそんなに悪くないので高くなければ落札してみようということで、入札したところ結構安い値段で落札できました。4本(3本はリブプレート、1本はスムーズプレートで12AU7Aのエッチング印刷あり)で送料込みで5420円でした。オーストラリアからの発送でしたので10日間くらいかかって到着しました。これを300Bプッシュプルの位相反転段に使用して前段には先のTELEFUNKENを使

用して鳴らしてみました。ちょっと派手な感じはしましたが、抜けの良い快活な音がして、好みで言えばJJの球よりかなりいいと思いました。その後鳴らし込んでいくと段々滑らかなこなれた音になり、この球のコストパフォーマンスの高さに驚いているところです。

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300B A級PP フローティングOPT方式アンプの製作(11)

 その後の経過ですが、300Bの球を色々捜したところ、10年前位にヤフオクで購入した桂光の300B が2ペア出てきました。確か1ペア13000円でした。音質的に不安はありましたが2台とも桂光300Bに交換して音を聴いてみました。

少し硬質な感じもしましたがほとんど気にならないくらいいい音がでています。念の為周波数特性と歪率特性を計測してみました。周波数特性は20Hz~20kHzはほぼフラットでした。おそらく20kHz以上もかなり伸びていると思います。歪率は1w時0.1%、最大出力19.97w時9%とほぼ記事のアンプと同等の性能がでていたのでほっとしました。もう少し聴き込んで物足りなかったらロシア管を買うことにします。

 

 

 

 

 

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300B A級PP フローティングOPT方式アンプの製作(10)

 今は計測作業はストップして、音楽を聴いて完成の余韻に浸っています。同じ300Bが2ペアないので、左chにはEMISSION LABS 300B Mesh、右chにはKR Audio 300B (当時ドーム型とか言っていたもの?)を挿して聴いています。音がなめらかで、空間に広がるような感じで聴こえてきます。回路からくるものか、ISOのFC-40-5トランスからくるものか、またはその相乗効果なのか判然とはしませんが、とにかく今までのアンプ中でも最上の音には違いないと思います。211アンプの音も切れが良く、いい音には違いないのですが、心地よさという面ではこちらが一枚上手ではないかと感じます。左右の真空管の違いはほとんど気にならないで音楽を楽しめます。よく似た傾向の音なのだからでしょうか。発熱もシャーシーがほのかに暖かくなる程度でまったく問題ありません。唯一気になるのは電源を切ったときのポップノイズです。B電源回路には3箇所しかケミコンが入っていませんので、おそらく初段あたりのデカップリングコンデンサーの容量を増やしてやると低減されるのかとは思いますが、しばらくはこのままで聴いてみます。

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300B A級PP フローティングOPT方式アンプの製作(9)

 いよいよ本当に製作

に関しては完成しました。電源を入れての簡単な電圧チェックと1kHzのサイン波と方形波を入れての波形チェックをする準備をします。取り合えず300Bには10年位前の桂光のペアと12AU7AにはLUXKITから抜いた松下製を挿しました。SWを入れるとB電圧は一瞬500Vを少し超えますがすぐに485Vに落ち着きます。さすがダイオード整流立ち上がりが瞬間です。これが直熱真空管に優しくないのですね。フィラメントに入れてある500Ωの電圧も規定の80Vを示し電気的には問題なしです。一安心しなが ら次にSGから1kHzの信号を入れてやります。

それをオシロスコープで観察します。サイン波、方形波とも綺麗な形で、無修正、無調整でここまでくるのはさすがにUJIKEアンプをほぼデッドコピーした甲斐があったというものでしょう。細かい測定は明日にして、気分が良いので試聴に入りました。片側のスピーカーを使ってモノラルレコードを試聴しました。最初のうちは何やら燻ったような音が出ていましたが、1枚目のレコードが終わる頃からいい音だと確信が持てるようになり、最終的にはISO製出力トランスから明瞭で前に飛び出してくるような鮮烈な音が出るよ うになりました。もう1台は明日以降に完成火入れ計測を行います。

追記:写真を追加します。トランス保護カバーを取ってISOのプレートを貼りました。音は昨夜より更に良く聴こえます。私は300Bの同一2ペアを持っていないのでどうするか考慮中ですがWEやWE復刻中国球も無理してまで手に入れようと感じさせないくらいの音が出ていますので、多分ロシア球で落ち着くと思います。私は今まで旧TANGO系のトランスをあまり高く評価していなかったのですが、今回はいい音を出しています。

 

 

 

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300B A級PP フローティングOPT方式アンプの製作(8)

 やっと片chの配線作業が終了しました。あまり綺麗ではないと自分でも思いますが、自分の知恵と技を出し尽くした結果ですので納得しています。

 

 

 

 

追記:実は450v220μFのアース線を1本忘れていました。気づかずに電源を入れてたらどうなったか?ちょっと怖い思いをしました。

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300B A級PP フローティングOPT方式アンプの製作(7)

 RIKENの抵抗も届き、配線作業も進みました。これから後は電源トランスを載せる必要があるので、その前にケースの袴部分を着けました。エネルギーが欠乏してきたので今日はここまでにします。

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300B A級PP フローティングOPT方式アンプの製作(6)

 やっと心待ちにしていたISOのトランスが送られてきました。左右2セットのトランスの重みはかなりのものでした。とりあえず出力トランスとチョークトランスだけ取り付けて、すぐにでも配線作業に入れるようにしました。電源トランスは増幅部の配線が完了してからケースの袴(黒い部分)と一緒に取り付けるようにします。そうしないと配線作業の取り回しが極端に面倒になると思われるので。

 

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