中国製64bit R2R DSD DAC基板でDACを作ってみる(3)

 常用のシステムに入れて試聴した音の感想は、一定レベルの音質ではありますが、音の空間的広がりや音の抜けがAK4499DACに比べて悪いとはっきり判かるくらいでしたので、改善方法を取ることにしました。まず音質に影響しているパーツとして出力段に入っているEROのMKT1813というフィルムコンデンサーだと考えました。このコンデンサーは以前自分で購入してアンプの入力段に使用してすぐ交換した経験があるからです。試しにASCの0.47uFをパラっただけでかなり音質が改善されましたので間違いないでしょう。後は最終的にどうするのかですが、EROを外して代わりに入れる大きさもちょうどよいASCのX335の100v10uFが海神無線さんにあったのですが、なんと無情にも在庫が1個しかありませんでした。200v10uFなら他のショップにあるのですが外形が大きく基板からはみ出すように取り付けなくてはいけませんので悩んでいるところです。別の案としてTESLAのコンデンサーも注文してみました。
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  今日、宅配便でRSコンポーネンツに注文していたFFCケーブルBタイプが届いたので早DSC_0183速試して見ました。画像のように正常に液晶表示が出来、安心しました。

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