電流帰還PowerAmpの製作(3)

 リニューお気楽でないPA基板の詳細について紹介します。といっても写真だけです。DSC06861DSC06863

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リニューお気楽でないPA回路図&変更点

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電流帰還PowerAmpの製作(2)

まずは部品集めですが、定電圧電源基板キットはAliexpressで入手済みです。このキットは元々NAIM AUDIOのNAP-250というパワーアンプ用に企画されたもののようですが、一部オリジナルとは違う部分もあります(負電源の最終段)。最大で13A供給できると書いてあります。ただ片ch分の一個しか注文しなかったので本番ではもう一個追加注文することになりそうです。
一番悩んだのがトロイダルトランスです。RSコンポーネンツでも入手できたのですが値段が高いと感じました。色々探した結果Baksという輸入パーツ商社さんから購入することにしました。値段は30v2回路160wが@4000円以下で購入できました。
回路については、多くの方々の製作例がブログ等に載っていますので参考にさせていただきました。この2SK134/2SJ49という石はゲートのバイアスがFETの中ではかなり低くほぼトランジスター並みという資料より、バイアス周りの抵抗、VRはトランジスターでの製作例から数値を参考にしました。DSC06851

いよいよ実際の製作に入るわけですが、本番前にバラックセットで試験しました。片chのみの製作としました。この状態で電源電圧が±35vになりました。VR2を左に回し切った状態で77mA出力段の電流が流れており、90度ほど回転させると150mAになりました。DSC06857電気的には正常でしたが、出力の波形を見ると明らかに発振しています。DSC06860参考にし

た多くの例でゲートの発振止め抵抗はマニュアルの100Ωに対して10Ωにしてあることが多く、私も10Ωで試しましたがダメでした。次に680Ωで試すとOK、ではと100Ωにすると出力が少し上がった段階で発振が起こりダメ。最終的に360Ωにしました。

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電流帰還PowerAmpの製作(1)

 今回のAK4499DualMonoDACの製作にはお気楽オーディオキットさんの基板に大変お世話になりました。その中でDAC基板もさることながら、DISC-DIFIV基板の良さに感化されて、パワーアンプ基板にも興味がわいて、ちょうど埃をかぶった数十年前に作った2SK134/2SJ49アンプがあったので、この古いMOSFETを使ってアンプを作ってみることにしました。
 ICを使ったアンプはこの間TDA1552Q、LM3875、LM3886、TA2020-020、TDA7294(未完)など作ってきました(一番気に入って今でも使っているのはTA2020-020のアンプです。)が、ディスクリートの半導体アンプを作るのは数十年ぶりです。
 お気楽オーディオキットさんは相変わらず注文したら速攻で翌日には届くという素早さで有り難いです。
 さて、アンプの構想ですが、キーデバイスとしてトロイダルトランス、パワー段用定電圧レギュレーター、リニューお気楽でないPA基板、2SK134/2SJ49を考えました。

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TR安定化電源2

リニューお気楽でないPA基板DSC06852

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AK4499 Dual Mono DAC の製作(6)

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 やっと完成しました。と言ってもまだ蓋を閉められるところまでは行っていません。取り敢えず音に関しては95%くらいのところまではやるべきことはやったという状況です。
 なぜ、こんなに長く掛かったかといいますと、DAC基板以降の部分で片chにトラブル(中味は自分の間違い)が発生し、その解決に時間が掛かったということです。DAC基板以降にはIV変換部とLPF+差動合成部があります。どちらが不具合を起こしているのかを確認するためLPF+差動合成部を左右逆に接続して鳴らしてみました。結果逆chが不良になったので不具合はLPF+差動合成部にあると判りました。最初半田付け不良を疑い、何か所も半田付けを補強しましたが変化なし。次に各Trの電圧を計測していくと左右で異なる電圧を示す箇所が出てきました。しかしこれが部品の異常かまた他の原因なのかが判別できずに長い時間が過ぎていきました。もう諦めて、新しくLPF+差動合成基板を全部作り直そうかという気にもなりましたが、もう一度基板のパターンと回路との整合性を見ていくと、やっと間違いが見つかりました。本来切り離さないといけないパターン部分に気付かず、カットし忘れていました。この部分をカットしそれに伴い必要になるジャンパー線を半田付けし不具合は解消しました。
 そしてシステムに入れて音出ししました。いい音です。AK4497DACも相当いい音がしていましたが、それを明らかに上回る音です。この状態で数日間試聴を繰り返しました。すると、段々課題も見えてきました。
 1.DSD再生時に何か操作をするとブチという結構大きなノイズが出る。
 2.出力レベルが他の機器と比べてかなり高い。
 3.音が少し硬めで優等生過ぎる。
これらの解決策として以下の通りの改修を加えます。
 1.DDCをXMOS基板からMUTING出力のあるAMANERO COMBO384に変更し
            MUTING回路を追加する。
 2.帰還回路の抵抗値を変更する。(未実施)
 3.使用する半導体を変更する。
 (2SA1015/2SC1815→2SA608/2SC536、TTA004B/TTC004B→2SA1546/2SC4001)MUTING回路はTrによる基板を製作済みですが未装着です。(最後に装着予定)
この中の半導体の変更は音に更に大きな変化をもたらしました。音がより生き生きと力強く鳴り出しました。真空管を変えると音が変化することは常に体験することですが、今回半導体でも素子によって大きく音が変化することを初めて体験しました。
内部説明

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AK4499 Dual Mono DAC の製作(5)

 パーツの数が多いのでケースに入れるのに苦労しています。組み込む順番を間違えると配線できなくなります。現在7割くらいの完成率でしょうか。急がずに、確実な配線を目指してやっています。信号ラインの配線が長いのが気になっていますが、取り敢えず完成させてみます。

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 なんとかすべての基板が納められる目途がつきました。もし一発でうまくいかなかった時は悲惨な目に合うかな。
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AK4499 Dual Mono DAC の製作(4)

 主要な構成部品が揃ってきました。DAC基板については既に完成しましたので、その他の部分です。
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 まず、IV変換部ですが、苦労の末やっと4枚8ch分の基板が完成しました。最後のチェックで4枚の基板のうち1枚が差動増幅がうまく働かず手詰まりになってしまいました。最後にDCサーボ回路のオペアンプを交換してみたら嘘のように正常に動作しました。

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 LPF部と差動合成部はデータシートに掲載されていたDSD再生用数値にCRを決定しましたが、果たしてその通りに動作してくれるのでしょうか。

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 電源はDAC部に+5V、USB to I2S入力部に+3.3V、IV変換・差動合成部に±15Vを供給できるように中国製のRコアトランスを2個Aliexpressで購入しました。レギュレーターには調整が簡単で音が良い横濱アリスのLEDレギュレーターを使用しました。

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 これらのパーツを組み合わせてシャーシに納めていくのですが結構狭苦しくなりそうです。取り敢えず各パーツを並べてみました。

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AK4499 Dual Mono DAC の製作(3)

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 慌てず急がず少しずつ作業して、やっと電源を繋いでチェックできるところまできました。うれしいことに、マニュアル通りの動作が2枚のDAC基板で確認できました。最初いきなり赤外線リモコンで設定できるかなとやってみましたが無理でした。そこで設定用のタクトスイッチを急遽作って初期設定を無事終了。2枚をマスター、スレーブで設定し、赤外線リモコンでのメニュー操作も確認しました。
 後はIV基板と差動合成基板を確認していきますが、正常に動作しているのかどうかを確認する方法がわからないので、電気的な異常と音質でのみ判断することになりそうです。
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LPF+差動合成の回路はディスクリート基板で組み上げる予定なのでお手本にできる回路がありません。自分で考えた回路にはまったく自信がありませんが、取り敢えず組んでみて音が出るかどうかやってみます。早速LPFに間違いがあり、訂正しました。
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AK4499 Dual Mono DAC の製作(2)

 ゆっくり慎重に半田付けしながらやっと1枚目のDAC基板がなんとか完成しました。細かいところは後にして、もう1枚の作業が残っています。・・・・・

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AK4499 Dual Mono DAC の製作(1)

 中国製のAK4497DAC KITの音が予想よりはるかに良かったので、新しくAKMから出たAK4499というチップを使ったDACの製作に踏み切りました。今回はAliExpressやeBayにもいまだDual MonoのKITの販売は行われておらず、完成品ですと11万円以上しますので、必然的に国内で頒布中の基板を頒布してもらって完成させることになりました。
 さてどなたの基板を使用するか検討しましたが、チップ部品の数の少なさ、IV変換+差動合成部分をディスクリートで製作できることなどでお気楽オーディオキットの基板を頒布していただいて使用することにしました。
 このDAC基板はAK4499が1個載る仕様ですから、両chで2枚DAC基板が要ることになります。そしてディスクリートIV+DIF基板は1枚に2ch分の回路なので4個のDAC素子を内蔵しているAK4499では片ch2枚で計4枚。最後に差動合成に1枚必要なので合計5枚使用することになります。果たして私の知識と技能で

完成させることができるのか不安一杯で注文のメールを送信しました。

 

 

 

 

 

 

 基板が到着する間に半導体、抵抗、コンデンサー、その他の部品を注文することにしました。抵抗はBispaで販売しているLGMFSA50というものを主に、抵抗値のないものはマルツの1/2w精密小型抵抗などで揃えました。半導体は2SK30Aを10ペア、2SA1015を20ペア、2SC1815を30ペア作るために多めに購入しましたが、単価が安いので助かりました。ドライバー用のTRには東芝のTTA004BとTTC004Bを20ペア揃えました。
 しばらくして基板が到着して、DISC-DIFIV基板の方から製作を始めました。DAC基板の方は手先がそんなに器用でないので、無理をせず、いつもお願いしている助っ人のところでDACチップを半田付けしてもらいました。チップ抵抗やチップコンデンサーはコツコツと半田付けをやっていきますが、この歳になると目の負担も大きくつらい作業です。

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UNISON RESEARCH Simply Italy の保守+α(2)

SONY DSC

 注文していたパーツが到着したので、パーツの交換に取り掛かりました。ムンドルフのフィルムコンは思ったよりも外形が小さいのでびっくりしましたが、元の場所にピッタリ収まるので好都合でした。一応コンデンサーの巻き終わり側を確認してマーキングしましたが、ムンドルフは表示印刷の向きを揃えているようです。作業途中ヒヤッとした部分もありましたが、無事パーツの交換は終了しました。サイン波を入れて簡単な確認をして試聴しました。しばらく聴いていると以前と比較して音が滑らかな感じを受けました。持ち主に返却する前に基本的な測定をするつもりです。

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