300BアンプをVT-52アンプへ改造(4)

===VT-52のフィラメント電圧を7Vに===

 先の引用記事の投稿者の方から有益なコメントをいただいて、私なりにフィラメントDSC_0002電圧に関して謎を解消できすっきりしました。そうなるとフィラメント電圧を7Vに設定して聴いてみたくなりました。そこにいきなり行く前に電圧増幅管についても少し音質的な試行をDSC_0003してみます。といっても違うブランドの6SN7に替えてみるというだけのことです。ヤフオクとeBayで2組の6SN7を入手しました。1つは50年代製造のRCA製ペア、もう1つはCBS-Hytron製のペアです。RCAのものを初段に、CBS-Hytronを2段目に使うことにします。Sylvaniaのものと差し替えて聴いてみると、今まで中高域の抜けと拡がりが今一つと感じていたものがかなり改善され、なDSC_0008めらかで聴きやすい音になりました。しかしまだ微妙に高域の音の輪郭抜けがWE300Bの音のレベルに達していない気がしました。

 そしていよいよフィラメント電圧を7Vに変更して、試聴しました。先入観は全くないとは言えませんが明らかに音質のレベルが上がったように聴こえました。中高域の音の張りが出て、なおかつ抜けの良い音に変化しました。WE300Bアンプの音と較べても引けをとらない音と思います。私には6.3Vより7Vの方がいい音に聴こえましたので、このまま聴いていくことにします。また、一段落したら特性なども測定してみるつもりです。

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