FPGA FMチューナーの製作(4)

アンテナ引き込み口 チューナー本体の製作と並行してアンテナの再構築を進めていきました。今までは5素子のアンテナでしたがテレビのケーブルと混合しブースターを通った後6分配していたため、電波強度も低めでした。そこで今回は通常のFMアンテナでは最大の8素子のアンテナを立てることにしました。そしてケーブルも専用のケーブルを引いてチューナーと直結することにしました。この作業は肉艇的にも精神的にも大変な工事でした。
 最初の難関はケーブルを天井裏に引き入れる穴を見つけることでした。鉄骨プレハブ建築のため天井裏への外気孔も中々見つからず軒天に穴を開けようとしましたが硬かったため頓挫して、再度通気孔を探したところやっと屋根の角の軒天の隙間が天井裏に通じていることが判り、そこからケーブルを引き込み部屋のケーブルと直結しました。
 次の難関は8素子アンテナの巨大さでした。組立前には想像できないくらいの大きさで持ち上げて固定するときには一人では無理でした。DSC06926_16002階ベランダから設置したために、後方は屋根の太陽光パネルに当たりそうだったり、前方は先が隣家との境界線ギリギリまで伸びていて境界侵犯にならないかヒヤヒヤしました。
 立て終わって、アンテナの向きを調整しましたが、少しの角度でも結構敏感に変化するということに気付かされました。最終的にNHK大阪で、チューナー本体の表示で107dBfまで上げることができましたので、6+15dBのアッテネーターを本体アンテナ端子に挿入しています。試聴してみても、ノイズも無く、以前より良い環境になりました。

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