他のパーツも抵抗以外は手持ちのものを使うことにしました。シールド付き真空管ソケットはロシア製でピンを挟む力が強く不具合が起きにくいものです。カップリングコンデンサーはSPRAGUE VITAMINQ(0.01μ)、CDE BlackCat(0.1μ)、東一(0.47μ)にしました。どんな音になるか聴いてみないとわかりませんが期待は裏切らないと信じています。抵抗は何箇所かに分けてワット数の大きいものはDALEの巻線、小さいものはPRPの金被を注文しました。最近はなかなか1つの店ですべての抵抗が揃わなくなりました。ケースは前回と同じものを使いますが、EQ側の内部には専用シャーシを使用します。
EQ部の防振対策はねじ付防振ゴムを2重にしてケースから浮かします。これで外部の振動を拾うことはまずないでしょう。
いつも通り最初はカッターとのこぎりでベーク版とアルミ板と格闘します。前回の経験があるので比較的スムーズにカットができました。その後ベーク板に2.7mmの穴を開けタレットをカシメて留めます。これには専用の金具が要ります。フロービスさんからタレットと一緒に購入しました。