CL35の改造は奥が深い(その2)

友人に返却したCL35と入れ替わりにもう1台のCL35が持ち込まれました。このCL35も以前ヤフオクで落札し、私が改造したものですが友人の意見では返却したCL35と比較して音質が劣るということでした。何が原因かをつきとめるのも含めて音質の改善を依頼されました。受け取って内部を見てみると改造はもう1台のCL35と同等かそれ以上のパーツを使ってしていました。

違いはコンデンサーに東一のオイルコンが多く使われ、またパスコンにBlackGateが3か所使ってありました。

最後に真空管カバーを開いて謎が解けたように思いました。それは真空管がすべてLUXの販売したオリジナルのものでした。

オリジナルということは初段管がTelefunkenで後6本はすべて松下電器製です。それでその6本に替える真空管が手持ちにあるかどうか探したら、何とかTelefunkenのECC83が3本、SiemensのECC83が1本、BrimarのECC82が2本用意できました。そしてケースに納めて試聴しました。預かった時の音よりは、はるかになめらかな聴きやすい音質になったと感じました。そして友人宅に持って行って現在試聴してもらっています。友人がどういう評価をくれるか楽しみでもあり、不安でもあります。

この間の出来事に影響をうけて自分のCL35のさらなる改良をしようと、考えました。

改良点1:真空管の足とソケットの清浄

改良点2:パスコンのSiemens製ソリッドタンタルを湿式タンタルに交換

ということで真空管の足をDeoxITの原液を布に付けて磨いていた時に、ECC82の内部の構造が変なことに気が付きました。

今までECC82では見たことがないプレート構造をしていました。

よく見るとECC81の構造に似ています。そこで真空管テスターで測定してみるその通りでした。最初にMullardのECC82にしていたものをTelefunken製ECC82と思い込んでいたECC81に替えてしまったようです。その当時はそれで音がよくなったように思い込んでいたようで、恥ずかしい限りです。あわてて少し前にNOS Tube Storeというところで購入してあった正真正銘の

TelefunkenECC82に交換しました。そしてパスコンも割と簡単に交換できました。その結果手前味噌かもしれませんが、音は劇的に良くなりました。何を聴いてもいい感じです。今までで最高の気分に浸れます。(でも奥はもっと深いのでしょうね。)

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