製作が具体的になってくるとこのシャーシに収まるかとか、部品との兼ね合いなどから回路の変更をせまられる部分が色々でてきます。その辺で実現可能な回路ということで一度現時点でのまとめたものを回路にしておきます。
構想段階から大きく変わった部分はB電源の整流に真空管ではなくSKBダイオードを使う点とその後のドライバー段への電圧を作るためにFETリップルフィルター回路を2段シリーズに入れる点です。1段のフィルターで約100V降下させる予定ですが、発熱とかその辺がどうなるのかはやってみての対応になります。
また、フィラメントにFETを使った遅延回路を組み込む予定ですが、これは「真空管の部屋」というホームページで紹介されていたもので、前作から使わせてもらっています。スイッチオンから5秒くらい経って211が明るくなり、またリップルフィルターの役目もあるようで何か安心できる回路です。紹介された作者さんに感謝しています。