方針に従っていらなくなる部品をニッパーで切り離していきます。
リード線の部分が残っているので、これを取り外さなければいけませんが、半田ごてでやっているとプリント基板のパターンを痛めてしまいますので、ここは便利な半田吸い取り器を使います。これを使うことによって能率が格段に良くなります。
この作業の前の段階で思わぬことを発見しました。それはメーカーによる組み付け工程のミスです。V2aという2段目のLEFT側の真空管(12AX7)のカソードバイパスのケミコンが逆に取り付けられていました。このアンプには一切改造した痕がないので、明らかにメーカーのミスです。あまり電圧がかからないところだったので今まで故障もせずに発見されなかったのでしょう。でもLUXでもこんなミスをするんですね。びっくりしました。