10日目(マドリード・フランクフルト・機中泊)

6月5日(日)晴れ 王宮

今日がヨーロッパ最後の日です。9時過ぎ地下鉄に乗って2つ目のオペラ駅で降ります。快晴で気持ちのいい朝です。1755年に再建された王宮なのでそんなに壮大な感じは受けませんが、今でも国の行事に使用されているようです。広い広場があり、そこから西側に見晴らしのよい景色も見れます。のんびりした時間が過ごせる場所でした。

チュエカ地区散策

 オペラ駅から今度は地下鉄5号線にのって2つ目のグランビア駅で降りてフェンカラル通りをトリブナル駅までぶらぶ

ら歩いてみました。日曜日ということなのかお店の大半は閉まっていました。店の中には無印良品やオニツカタイガーなどもありました。途中の広まっているところにカフェがあ

ったのでお昼ご飯を食べることにしました。外のテーブルにはもう1組の客がいました。その横に座るとウェイトレスがやってきて注文を取るのですが、彼女はスペイン語しか話せません。またメニューもスペイン語で書いてあってこちらも彼女も困っていると横の客が英語で助け船を出してくれてようやく注文ができました。トリブナル駅から地下鉄でまたグランビア駅に戻ってそこからグランビア通りをぶらぶら土産物を探しながら歩いてホテルまで戻りました。

ルフトハンザでフランクフルトへ 帰りの飛行機もフランクフルトからANAに乗ることになっており、マドリードからフランクフルトまではANAと提携しているルフトハンザに乗ります。ホテルからは今回地下鉄に慣れたこともあって地下鉄を利用して空港まで行くことにしました。ノビシアド駅から2号線でクアトロカミノス駅まで行き、6号線に乗り換えヌエボスミニステリオス駅まで行き、8号線に乗り換え空港T1・T2・T3駅に行きます。1回目の乗り換えの時地下の通路が2方向に別れていて指示看板もなく迷っていたとき、そばにいた何か販売か演奏(地下鉄内の通路ですが)していたの若い子がどこに行くんや?と声を掛けてくれたので、空港と答えたら右やと教えてくれました。半信半疑だったけれどちゃんと乗り換えれました。マドリードも親切な人がいろんなところにいるんだなと改めて感心しました。2回目に乗り換えるときは空港へいく客でホームが大混雑していました。しかし乗ってしまえば20分あまりで空港駅についてくれますし、2€と格安ですみます。空港で時間があったのでまた土産物を買いました。しかしこの後不測の事態が起こります。それは予定の出発時刻が近づいてもなかなか搭乗が始まらないので、おかしいなと思っていたら、機体整備の関係で出発が遅れますという放送がありました。なんやかやで結局1時間半遅れで出発しました。フランクフルトでの乗り継ぎ時間が1時間45分しかない私たちにはこれは非常に厳しい遅れです。飛んでいる間も気が気ではありませんでした。客室乗務員に「間に合いますか」と聞いても、「多分大丈夫でしょう。」と頼りない返答しか返ってきません。どうしょうもないので覚悟を決めて、フランクフルト空港に着いてから考えることにしました。

乗り継ぎは特別待遇で処理

 飛行機が着陸して機体の出口から出てボーディング・ブリッジを歩いていると何やら私たちが搭乗する予定の飛行便を書いた

ボール紙を持った係員がいて、その人に私たちの乗り継ぎする便だと言うと、こちらから下に降りてくださいと建物内部に入らずに地上に降ろされました。そこにはバスが待っていて私たちが乗り込むとそのままANAの便が待機しているすぐ近くまで運んでくれました。専用通路から中に入り、チケットの簡単なチェックのみで搭乗させてくれました。そばにはずっといかつい空港職員が2人付き

添ってくれていました。ちょっとVIPな気分になりました。こんなことは初めてでいつもこんな処置をしてくれるのか

もよくわかりませんが、改めて関係者の手厚い処遇に感謝します。これはルフトハンザがえらいのかANAがえらいのかどっちでしょうかそれとも両方? この後無事に成田に向けてANA NH210便は飛行しました。機体は往路と同じボーイング777-300ERで快適でした。

カテゴリー: 2011イタリアスペイン旅行 パーマリンク

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