7日目(ミラノ・バルセロナ)

6月2日(木)曇り 高速列車 今日はフィレンツェからミラノを経由してバルセロナまで行くというかなりハードなスケジュールです。おまけにミラノでドゥオーモと「最後の晩餐」を見学します。まずミラノまではいよいよイタリアで初めての高速列車に乗ります。

フィレンツェSMN駅構内

この列車はES AV (ユーロスター・イタリア アルタ・ヴェロチタ)、愛称をFrecciarossa(フレッチアロッサ=「赤い矢」)

Frecciarossa(by Wikipedia)

というイタリア国鉄最新鋭の列車で最高速300kmでイタリアの主要都市を結んでいます。私たちはフィレンツェSMN駅から定刻に発車しました。車内は2列と1列の座席が通路を挟んで配置されています。座席は対面式で間に折りたたみ式のテーブルがあって飲み物をおいたり、ノートパソコンなど使うのに便利です。

Frecciarossa車内(by Wikipedia)

私たちの横にイタリア人ではない女子学生風の旅行者2人が座っていたんですが、検札に車掌さんが来てから、長時間やりとりをしていました。よくわからないですが、切符が1人分しかないということを車掌さんが言っているのに対して、女性たちは2人分の切符のはずだと主張していたように感じました。しばらくするとそこに鉄道警察官が3人もやってきて言うことを聞かないなら連行するぞという雰囲気になってきて女性たちも諦めて追加の代金を払っていました。そうこうしているうちに列車はミラノ中央駅に到着しました。

ミラノ中央駅ホーム

ドゥオーモ・ガレリア ミラノの駅は外観はムッソリーニが造った当時のままで少し不気味なデザインですが内部はリニューアルされていてきれいです。ちょっと前のガイドブックに書いてあることが結構実際とは違ってきています。その第一が荷物預かり所の場所です。ガイドブックにはホーム(2階にある)と同じ階にあると書いてあったのですが実際は1階に移っていました。表示はきちんと出ていますので、ガイドブックに頼らず、構内の表示に気をつけていればだいじょうぶです。

ミラノ中央駅

駅に荷物を預けて時間があまりなかったのでタクシーでドゥオーモまで行きました。この日はイタリア建国記念日(祝日)ということで道路沿いのお店も閉まっているところが結構ありました。ドゥオーモ前でタクシーを降りるとまた大勢の観光客の人混みができていました。

ドゥオーモの威容

有名なドゥオーモだけあってさすがにりっぱな建築です。入場は無料、早速入ってみました。

ドゥオーモの内部

中は天井が高く堂々たるものでステンドグラスが美しいです。

ドゥオーモのすぐ左横がヴィットリア・エマヌエーレ2世のガッレリアという歴史的に有名なアーケードになっていてブランドのお店が並んでいます。

ガッレリアの中

私たちはその中のマクドナルドで簡単に昼食を済ませ、お土産にする靴を買いに行きました。この靴は私の娘がフィレンツェの靴屋さんで見つけたもので時間の都合で買えなかったものです。EVA樹脂の軽いモカシン(€29)ですがこのドゥオーモの近くの靴屋さんに売っているのを見つけたそうです。made in chinaと箱に書いてありましたが気にせずに購入しました。

EVA樹脂のモカシン

「最後の晩餐」 いよいよ時間が逼迫してきて慌てて地下鉄に乗ってCadorna駅まで行き地上に出て大体の方向に歩き始めたのですがよくわかりません。ちょうど前を歩いている観光客風の人が何やら道を尋ねて歩き始めました。これはもう「最後の晩餐」しかないと後についていくことにしました。しかし速いこと速いことついに2つ目の交差点で見失ってしまいました。しょうがないので自分で尋ねることにしました。その結果大体近くまで来ていることがわかり一安心しました。しばらく行くと目的地のサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に到着しました。

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

チケット交換所に行き予約してあった13:30のチケットをもらいました。

チケット交換窓口

ここで、前に予約のところで紹介したダブっていたチケットをどうするかという問題が残っています。もう一度窓口に行って15:45の予約の紙を見せると当たり前ですがそのチケットを渡してくれました。さてそのチケットをどう処分したかということですが、その窓口には何人もの観光客がチケットがないかどうか尋ねに来てがっかりして帰っていくのを見ていましたから、必ず買ってくれる人がいると考えて、「Sell 3 tickets(15:45) €24」と書いた紙を手に持って、チケット交換所の前の広場になっているところをうろつきました。チケットを持っている人は胡散臭そうな眼差しでこちらを見ていましたが、少し歩くと、ロシアか東欧系の観光客の1人が近づいてきて、その値段は1枚の値段か3枚の値段かと聞いてきたので3枚の値段だと答えたら即決で買ってうれしそうに仲間のところへ戻っていきました。まさか手に入るとは思っていなかったチケットが手に入って「最後の晩餐」が見れるようになったのは自分の為でもあり、人助けにもなったのかなと思いました。奥さんにはもっと高く売れたなと冗談ぽく言いましたが、実際この何倍かでも売れていたと思います。そしてしばらく待っていると予約の時間が来てドアの外から中を見ていると、前回の入場者全員を外へ誘導していました。この絵はきっかり15分しか見れない入替制なのです。ほぼ時間通りに入場しました。そこはかなり広い長方形の部屋で食堂に使用されていたそうです。白い壁の部屋の中から「最後の晩餐」が厳かに目に入ってきます。不思議な感覚です。よく絵を見ているとテーブルの真ん中の下の方に絵のない部分があることがわかります。

修復前の「最後の晩餐」

修復後の「最後の晩餐」

SKIRAで売っている本

これは17世紀に絵の下部中央部分に食堂と台所の間を出入りするための扉がもうけられ、その部分は完全に失われてしまったからだそうです。これ以外にもナポレオン時代には馬小屋として使用されたり、また洪水で水浸しになったり、第2次世界大戦の時には食堂自体が爆撃で大破し3年間屋根のない状態が続いたり、現在の存在自体が奇跡に近いと言われているようです。そんなことを見る者に感じさせる絵であると感じました。15分間が短いようで長いようにも感じました。絵のある部屋を出たところが書物や土産物を売っているコーナー(SKIRA)です。ここで売りさばいたチケットとセットになっていた絵の解説本(€8.5)を予約券を見せて、入手しました。これでダブった予約もあまり損をせずに解決できたと満足しました。

easyJetでバルセロナへ ミラノ中央駅に地下鉄で戻り、荷物を受け取って、空港行きのリムジンバスに乗ることにしました。ここには何社かのバスが運航されていますが微妙に料金が違いますので比べてみてから購入することをお勧めします。私たちはMALPENSA BUS EXPRESSを利用しましたが通常1人€7.5のところが3回分チケット(1人が3回でも、3人が1回でもよい)というのがあって、これが€15で1人分が無料になりました。マルペンサ空港について搭乗手続きをすませて搭乗ゲートのところに行くと行列ができていました。

搭乗直前

気の早い人がいるもんだなとこちらはゆっくり構えて最後の方で搭乗してみるとeasyJet恐るべしなんと全席自由席でありました。ということで2人と1人と別れて座ることになりましたが、特にどうということはありません。空港からタクシーでホテルまで直行しました。このホテルは昔からの住居の2階から上の数部屋を改装してホテルとして営業しているこじんまりしたホテル(正式にはホスタル)です。

ホテルのある建物

ホテルで一休みして夕食を食べに外へ出ました。バルセロナもWEB上の情報ではいろいろ注意する必要があると書いてありましたが、そんなことを感じさせるような状況は全くと言っていいほど何もありません。街はイタリアより道路も広くきれいと感じました。(私たちが歩いたのはホテルのあるエシャンブラ地区とサグラダ・ファミリアとグエル公園の付近だけですが。)グラシア通りに出るとすぐにカサ・ミラの建物に気が付きました。他にもガウディの建築らしき建物がありました。疲れたのでグラシア通りの大きめのカフェで簡単な夕食をすませホテルに帰りました。

他のビルと違和感なく存在している

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