6月1日(水)曇り 教会巡り 朝からいろいろな教会を回りながら、買い物もしました。まず最初に訪れたのはサンタ・マリア・ノベッラ教会です。 前がすごく広い広場になっています。
内部にはいくつもの礼拝堂があり、それぞれ有名な画家の作品で飾られています。
次に訪れたのがサンタ・クローチェ教会です。 ここは天井に特徴があり、木のトラスが天井を支えています。残念ながら正面の祭壇は工事中でした。中にはミケランジェロ、マキャベッリ、ロッシーニやガリレオの墓があります。
なぜこんなに著名な人たちがこぞってこの教会に埋葬されるのを希望したのかはわかりませんでした。そのあとアルノ川沿いに歩いていたら、この旅行中唯一の雨が降ってきました。傘をさしながら歩いていたらちょうどカフェがあったので、ピッツァとパニーニなどを食べましたが値段はそこそこ高いのにあまりおいしくありませんでした。3番目に訪れたのはアルノ川の反対側にあるサンタ・マリア・デル・カルミネ教会です。
この教会の主たる建物は18世紀の火災で焼け、後に再建されたものですが、火災を免れた部分にマザッチョの有名なフレスコ画があります。
ここは入場制限があると聞いていたのですが私たちが訪れた時はすんなり入れました。建物から出た中庭もいい雰囲気です。
お土産 この後ドゥオーモの近くでお土産を物色していたら、キッチン・生活用品を売っているお店があり、中に入って見ていると、陽気な主人が店に置いてある面白い道具(おもちゃ)でいろいろ実演しながら愛嬌を振りまいていました。ここで、数点お土産を買ったらその主人が包んでくれたんですが、それがまた超凝った包装をしてくれました。
この後もう1つくらいなら見学できるのではと、ホテルの帰りついでにサン・マルコ美術館(元修道院)に寄りました。しかし、建物のまわりを1周しましたが入口がわからずもう一度ガイドブックを見てみると、平日の見学時間は8:15~13:50となっていました。フラ・アンジェリコの絵が見れなくて残念でした。
最後の”晩餐” 今日はフィレンツェ滞在最後の夜で、夕食をどこで食べようかとホテルであれこれ考えていたのですが、できるだけ近いところで探そうということになり、ガイドブックに載っていた中で比較的ホテルに近い「トラットリア・イル・コンタディーノ」に決めました。携帯のマップを見ながら、サンタ・マリア・ノベッラ教会の前の広場を横切ってPalazzuolo通りに行き歩いていると繁盛しているお店がありました。そこが目的のレストランでした。
店の人に人数を告げてしばらく待っていると案内してくれたのですが、レストランの建物が1つの建物を挟んだ両側に別れていて奥でつながっているというちょっと変わった形状でした。
店の人の対応もよく、メニューを英語でわかりやすく説明してくれました。ここは基本的に3種類くらいのコースメニューでその中でパスタなど選択できるようになっています。
そしてなんといってもこの店の特徴はワインなどのドリンク付きで€13という値段です。
この値段ですが味はほんとにおいしいのです。ここに来て味と値段は比例しないことを強く感じました。その夜は満足して床につきました。
おはようございます。
読んでいると、食事や交通費、見学料などが安くって、良いですね。日本って、そういう意味では住みにくい国なのかもしてません。
日本へ来る海外の旅行者は、滞在費が高く付きそうですね。