5日目(フィレンツェ観光1)

5月31日(火)晴れ ホテルは快適 ホテルはインターネットが有料なのを除いてほぼ快適でした。バスタブもありゆっくり入浴できました。ただ窓が公園と道路に面しており、車の音や人の声がペアガラスの窓を通して入ってくるので、悪い評価が付く可能性はあります。私は特に問題とは思いませんでした。朝食場所もゆったりしていて、テラス席もありました。

ホテルの朝食場所

朝食内容は必要にして十分なもので、満足しました。

まずはアカデミア美術館へ 朝食を済ませ、まずは近い距離にあるアカデミア美術館をめざしました。この美術館はミケランジェロのダヴィデ像が有名なだけでそんなに混雑しないだろうとたかをくくっていたのですが、9時頃到着してみるとすでに予約なしの列が少しできていました。この位ならすぐ入れると思ったのですが、予約の入場者が次から次へとやってきて、職員の人はとにかく予約優先で予約客がある程度空いてからでないとこちらの列を進めてくれません。結局30分くらい待ってやっと入れました。やはりミケランジェロの彫刻を間近に見れるというのはすごいですね。

ドゥオーモからジョットの鐘楼へ アカデミア美術館から歩いてドゥオーモの

左からサンジョバンニ洗礼堂、ドゥオーモ、クーポラ、ジョットの鐘楼

方に歩いて行きました。フィレンツェのいいところはほとんどの名所が歩いて行けるという点です。ドゥオーモは無料ですが、やはりクーポラに上るにはお金がかかります。私たちはクーポラはやめてジョットの鐘楼の方に上ることにしました。432段の階段を我慢して上っていくと、塔の上からフィレンツェ市街が一望できます。

ジョットの鐘楼からの眺望

その景色を楽しんでから下っていると、ドイツ人の青年が息を苦しげにして動けなくなっていました。仲間の青年が助けていましたがちょっとすぐには動けそうにない状態でした。健康状態がすぐれない人はやめておいた方がいいと思います。降りてから昼食を取りにドゥオーモのすぐ横のカフェに入って初めてパニーニを食べました。オープンサンドに近いですがイタリア的で手軽でかつ美味しかったです。

昼食を食べたカフェ

すぐ近くに便せんや封筒などを売っているお店IL PAPIROがありましたが、この店はオルヴィエートにもありました。

美術館めぐり 午後からウッフィツィ美術館を予約してあったのであまりゆっくりできず、急ぎ足でシニョリーア広場をめざして行きました。シニョリーア広場はかなり広い

便せん、封筒、いろいろな紙の商品などを売っている

広場で他の広場と違って人も少なく何か特異な感じがしました。そこを過ぎてしばらく行くとウッフィツィ美術館の建物が見えてきます。通路の左側が予約なしの長い列、通路の右側に予約のある人用のチケット交換所があって少し列ができていましたがすぐにチケットはもらえました。現地でわかったのですがFIRENZE CARDなるものがあって、€50と少し高いのですが、72時間フィレンツェのほとんどすべての美術館、ヴィラ、庭園に予約なしで入場できて(但し同じところには一度のみ入場可)バス、トラムは乗り放題というローマパスのようなものがありました。これは3日~4日間フィレンツェに滞在する人には1つの選択肢になりえるのではないでしょうか。とにかくチケットを持って入口へ行き荷物検査を済ませ、階段を3階まで上がっていきます。そこからがルネサンスの世界へのトリップです。時間を気にせず見れるように行程を組んだ方がいいと思います。時々廊下にあるベンチなどで休憩を取ることをお勧めします。廊下の突き当たりにはカフェやバールもありました。ボッティチェッリ、ラファエロ、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ティツィアーノ、リッピ、ジョット、フランチェスカの名作がこれでもかというくらい並んでいます。さすがに最後の方は疲れてきました。

ヴェッキオ橋の上は両側に貴金属店がびっしり

しかし、この後の時間がまだあったので、ヴェッキオ橋をジェラートを食べながら渡り、ピッティ宮まで行きパラティーナ美術館へ入りました。

ピッティ宮(パラティーナ美術館)

確かにラファエロの絵などたくさんあったのですがもはや頭がパンク状態になってしまいました。この日はフィレンツェの主要な美術館が毎月最後の火曜日に夜間無料開館する日だったのですが、とてもホテルに帰ってからもう一度出かける元気はなく、食事もホテルの建物の1階にあるトラットリアで済ませました。

カテゴリー: 2011イタリアスペイン旅行 パーマリンク

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